ウマ娘の序盤育成で必ず必要になる絆上げですが、前回までで優先度の考え方や、絆の初期値や最大値と絆ゲージと固有レベルアップ条件の関係を紹介しました。今回は、3回シリーズもの集大成として、ウマ娘育成における絆上げのコツをまとめます。
絆上げといえば、①サポートキャラ、②理事長、③記者との3つの絆上げがあり、序盤に優先すべき内容や、その次に優先すべき内容を紹介してきましたが、今回は全体を通して、ウマ娘の育成で抑えておきたい絆の上げ方の実践で押さえるべきポイントを紹介します。
目次
理事長や記者との絆の上げ方おさらい
ウマ娘の序盤育成では、①サポキャラ6人、②理事長、③記者と一緒にトレーニングを進めて、絆上げを行い、それぞれの絆を80以上に上げることがポイントになってきます。
そして、A序盤の絆上げ優先度はこちらで紹介し、B絆ゲージの見方や絆と固有レベルアップ条件の関係を紹介してきました。重複する説明になるので、詳細はAB参照。
具体的な絆上げのポイントやマイルストーン(いつまでにどれだけ上げたいか)については、①サポキャラ6人との絆上げはAで掘り下げ、②理事長③記者との絆上げはBで掘り下げました。
ただ、実際のウマ娘育成では①サポキャラ6人+②理事長+③記者の8人と同時にトレーニングを進めるわけで、6人と一緒にトレーニングをする時に押さえたいポイントが存在するので、そのポイントを、以下でまとめてます。
最初に、育成のマイルストーン(いつまでにどうしたいかというチェックポイント)を紹介して、そのマイルストーン迄に絆上げを終わらせる為に押さえておきたい考え方を紹介します。
ウマ娘の絆上げ実践で押さえたいポイントは?
これから説明するのは、りあと流のウマ娘育成のコツスキルみたいなもので、各トレーナ毎にローカルルールは異なるものだと思いますが、実際にウマ娘の育成を600回以上行ってきたりあとが大事だと考えている育成を実践する時のポイントをまとめました。
では、前提から見ていきます。
ウマ娘の育成は、育成ウマ娘を1人選んで、サポートデッキを組んで(自前の5人サポート+フレンド枠のサポート1人)、育成をはじめます。
絆上げのマイルストーン
ウマ娘の育成で目標にしたい絆上げのマイルストーンは以下
- 育成期間は3年で72ターン、その後にURAで+3ターン
- ウマ娘育成のレース以外のトレーニング可能ターン数は67前後
- ウマ娘育成2年目4月迄にサポート6人と絆オレンジ80以上にしたい
- ウマ娘育成3年目4月迄に理事長との絆を緑60以上にしたい
- URA終了迄に理事長、記者との絆をオレンジ80以上にしたい
になると思います。これらの数字を達成することで、必然的に固有レベルアップも得られますし、育成終了後のボーナスもフルでもらう事が出来ます。
トレーニング可能ターン
トレーニング可能ターンについては、体力回復を含めていないので、実際には
実質トレーニング可能ターンは、
67-目標以外のレース出走数ー体力回復数
となりますので、大体トレーニング可能ターン数は50-60になる人が多いと思います。賢さトレーニングで上手く回復させたり、イベントで体力回復が上手く入ってくれるとその分、トレーニング可能回数が増えます。
なので、りあとは回復イベが多いサポートキャラ(SRだとエイシンフラッシュはじめ色々)は凄く重宝していますし、回復イベが多いとトレーニング可能回数が増えるので、どのイベントや選択肢が回復するか知っておく事もかなり大事だと思います。
このゲームの育成は、微差の積み重ねが大差になる点がポイントなので。
施設レベル上げの理解
上げたいステータスがある場合、得意練習のスピード、スタミナ、パワー、根性、賢さの施設レベルを上げる必要があり、その施設レベルUPの為に4回の練習が必要ということを考えると、予めどの施設レベルを上げるか決めておくことが重要になってきます。
基本的には、育成するウマ娘の成長率にあわせてサポートカード6人のデッキを組むことがベターで、その上げたい得意練習の施設レベルを最低4出来れば5に上げる事が重要です。
ちなみに、2つの施設レベルを4に上げる為には、24ターンが施設レベルを上げる為に必要になります。計算方法は以下。
育成開始の施設レベル1から4まで3段階上げる必要が2つあるなら、3段階x(1段階アップに必要な練習回数4回)x2得意練習分=24
実際に、ステータス1200を目指す場合は、施設レベル5にした上で、練習を5-10回して友情トレーニングがくる事をお祈りしないといけないので、さらに練習ターン数が限られてきてシビアになり、目標とする育成ランクが上がれば上がるほど1ターンの重みが上がります。
なので、育成中に割と頻発する
- 1ターン目、やる気ダウン+頭痛
- 2ターン目、頭痛でやる気ダウン+治療失敗
- 3ターン目、やっと治療成功
といったバッドステータスを連続で引くと3ターン損した上に、調子が絶好調から普通に下がっている状態で4ターン無効化されたようなもので、高いステータスを目指す事が難しくなります。
実際、りあとは友人サポカたづなさんを持って無くて、調子ダウンがきたら厳しい状況になります。出来ることは、フレンド枠でたづなさん借りるか、調子アップイベントの多いサポカを入れて、すぐ調子が戻る事をお祈りすること。どちらにしろ、祈りが重要^^;。
たまに祈りは通じます笑。
ポイント1、フェーズ分け
全部で、育成が3年72ターンあるわけですが、りあと的には、
第1フェーズ、2年目4月迄のサポートキャラとの絆上げ
第2フェーズ、2年目4月から12月迄の理事長、記者との絆上げ
第3フェーズ、育成ウマ娘の伸ばしたいステータス上げ
という感じで、フェーズ分けして、優先度を随時、変えていくのが良いと思っています。ちなみに、「理事長や記者は来ない時はとことん来ない」のでそういう場合は最低限で見切りをつけて、伸ばしたいステ上げに専念するって事も大事だと思います。
具体的に、最低限とは理事長との絆を緑60迄上げたら、後は深追いしない事も良しっていう風に自分ではルールづけています。
実際に、サポートキャラのフレンド枠でかなりよく利用する得意率MAXのキタサンブラックもスピードトレーニングに来ない時はトコトン来ませんし、「来ない時は来ない」そういうものだと割り切ると精神的に少しラクになると思います。
また、そもそもでいうと、絆上げする目的は強いウマ娘を育成する為なので、強いウマ娘を育成する為には、スピード、スタミナ、パワー、根性、賢さの各ステータスのどれを上げたいのか、どの施設レベルを上げたいのか、を最初に決めておいた方がベターです。
各ステータスの施設レベルは1スタートで、4回トレーニングする毎に施設レベルが1上がり、最大5迄、上がります(夏季合宿では、全トレーニングが施設レベル5なので、ステータスが上がりやすい)。
上記の育成ウマ娘のステータスを上げる為のコツについては、絆上げのコツとはまたベクトルが別なので、別の機会にまとめようと思います。
ステータスを上げたい施設レベルは最低4迄上げた方がベターだし、それを1年目から意識して、絆上げしていく事が重要だと思います(絆上げフェーズで、同じレベルのトレが2つある場合、施設レベル上げたい方を優先する、など)。
ポイント2、絆上げルールを作る
絆上げのフェーズにおいて、
第1フェーズ:サポートキャラとの絆上げ
第2フェーズ:理事長、記者との絆上げ
という風に、その期間での優先事項を分けましたが、各期間における絆上げをルール化しておくと、絆上げが進めやすくなると思います。
これは、りあとのローカルルールですが、何かしら自分なりの育成ルールを作っておくと、育成時間が短くなるのでオススメ。
りあとの絆上げルールのポイントを紹介すると、
- 「さぽさーち(※1)」で、各サポートキャラとの初期絆を理解
- サポートキャラや理事長、記者とトレーニングした時の絆上昇量を把握
- ウマ娘育成で目指す最終ステータス、上げたい施設レベルを把握
- 欲しいスキルがある場合、そのスキルを持つサポートキャラの!を考慮
- 目標レース迄の、最低必達ステを理解しておく
- 次のターンも練習可能ならステUPより体力消費が少ない方を選ぶ
- 上記1-6を総合的に判断して、最適なトレーニングを行う
という感じで、ルール付けしています。ちなみに、「さぽさーち」とはりあとGamesが作った「ウマ娘サポートカード検索ツール」で、サポートカードの0凸から完凸すべてのデータがデッキ単位で確認できるツール。
6の補足ですが、トレーニング1回の重要性を考えた場合に、1ターンだけで判断せずに、数ターンで全体でステータスが上がる事を優先したいという事なのですが、この判断の為にはトレーニングでどれだけ体力が減るかの認識も必要になります。
特に目標レース前には、ステ最大の練習を選ぶより、1ターン多く練習可能になる方を選んだ方が良い場合もあると思いますので、実践しながら感覚を掴むのがいいんじゃないかと思います。
大事なのが、ステ上げと、スキル取りと、絆上げの優先度の理解で、実際の育成では育成目標レースまでに最低限必要なスピード、スタミナ、パワー、根性、賢さを確保しつつ、絆上げを行うことが大事になってきます。
ウマ娘の育成をしてると、上げたいステ以外に友情トレが固まる事も多いし、SSRゴルシ(スタミナ)完凸などヒントレベル高いキャラがいる場合はトレーニング1人でも友情3人より優先する場合も時には必要だし、育成のバランス感覚は育成をたくさん経験して身につくのかなと思います。
育成の時々に変えた方がいい優先順位の補足などは、1つ1つ噛み砕いて説明すると、超時間かかるので、詳細な説明は割愛します笑。
まとめ
ここまでの絆上げで押さえたいポイントをすごく、ざっくりまとめると、
- サポートキャラの初期絆と絆オレンジ80まで必要な量を理解する
- 理事長は初期絆5スタート、記者は初期絆0スタートと理解する
- 各トレーニングで、どれだけ絆が上がるか理解
- 目標レースで育成終了にならないレベルに現ステータスも意識
- 絶対欲しいスキル持ちのサポートのヒントは常に頭に入れる
という部分を意識していけば、育成しやすいと思います。それぞれ数字の根拠が?な方は、前回や前々回の記事も目をとして頂ければ、意味がわかると思いますので、ここでの補足は割愛します。
あ、大事かもしれない補足をしておくと、例えば、1人のサポートキャラとの絆が80超えてオレンジになったら、絆上げで比較する時はオレンジキャラは0人として除外して考えるという微調整は必要です。
サポートキャラは6人いますし、初期絆が早いSSRニシノフラワーや、イベントのSSRウイニングチケット、イベントのSSRナイスネイチャは結構早くに絆上げが終わると思いますが、遅いキャラは結構、絶望的に絆上げが終わらない場合も。
りあと流の絆上げのコツについて、まとめてきましたが、まず各サポートキャラと絆上げ、続いて、理事長や記者との絆上げを行いつつ、目指したいステータスを高めていくという感じに育成するのが良いかと思います。
その為には、各サポートキャラの初期絆を理解する事が大事だし、一緒にトレーニングしたらどれだけ絆が上昇するかの理解も重要。
次回は、りあとGemes自作のサポートカード検索ツール「さぽさーち」の紹介と説明を行いますので、お楽しみに。